2021年3月9日火曜日

篠ノ井 恐竜カップ(6年)

残すところ2大会となった6年生の大会。
コロナ禍のなか、開催してもらえることに感謝しつつ、会場へ向かう。
残念ながら体調不良で3名が欠席。本人達が一番悔しい思いをしているはず。その思いも受けて、良いパフォーマンスを見せてくれるといいのだが…

試合は予選いきなり、今年の6年には因縁の相手、強豪フェローズと。
これまで何度も戦い、良い試合はするものの、なかなか勝てない相手にどう挑むか。
立ち上がりから動きは悪くない。何時ものだらっとした重い入りではなく良く動けている。しかしサイドから得点を狙うもなかなかゴールは奪えず、一進一退の展開も攻め込む時間が多い中、コーナーを獲得。合わせるのが苦手なコーナーだが、中央で競り勝ち落としたボールの跳ね返りをヘッドの強いRキが頭で押し込み先制する。後半も一進一退の展開のなか、お互いに決定機を決めきれず、結果的にこの1点を守り切り勝利。大事な初戦を勝ち切ることができました。
このまま、2試合目の裾花戦も勝利で予選1位を確定させたかったが、今年の6年らしさが出て、終始押し込むも得点が奪えず引き分けに。勝点4でフェローズ対裾花の結果を待つ。
2対1でフェローズが勝ち、予選1位通過が決まり決勝トーナメントへ。準決勝はこれまた今年の6年の因縁の相手であり良きライバルチームの篠ノ井と。
主催チームである篠ノ井の勝ちたい気持ちが強く、立ち上がりから前へ前への圧力に耐えきれず、開始早々に失点すると、そのあとも失点を重ね、終わってみると0対4の大敗でした。相手の勝利への執念に屈した試合となりました。
最終戦の3位決定戦は個人の技術力が高く、丁寧なサッカーをしてくる芹田と。早い展開ではなく、個の仕掛けやショーとパスを繋いでくるスタイルは屋代にとっては対応しやすい相手ではあるが、技術は高い相手にどれだけやれるか、好ゲームを期待しながらキックオフ。
ラストゲームだけに何とか全員をピッチに送り出したい。そのうえで結果が伴えば最高なのだが。サッカーはそんなに甘くないことも、いやと言うほど分かっている…が、いや皆を信じよう。
やりなれたポジションではなく、メンバーもポジションも少し変えながら、それぞれが対応してくれると信じて送り出す。
予想どおりの一進一退の展開から、普段はGKだが、突破力のあるSキを左サイドに置いていたが、これが期待どおりの働きをみせ、左を抜け出しディフェンスにつかれながらも右足を振り抜き先制。その後、ちょっとしたミスをつかれ同点、勝ち越して追い付かれ2対2で、このままPKかと思った終了間際、屋代の10番を任せてきたEトと9番のストライカーTトが魅せる。Eトの右からのアーリークロスを、ディフェンスの裏で受けたTトがGKとの1対1を落ち着いて決め、これが決勝点となり、見事にみんなで3位をもぎ取りました。
本当に痺れる展開でした。最後にワクワクドキドキする面白い試合をありがとう。全員をピッチに送り出し、ピッチに立った選手は、いま出来ることを精一杯やってくれた結果だと思います。
この調子で、本当の最後の大会になる今週の「しあわせ家カップ」を今度こそ17名全員で優勝目指して頑張りたいと思います。

大会関係者の皆さん、対戦相手の皆さん、サポートいただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。

K

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