終わった…
終了のホイッスルを聞いて悔しさも当然あるが、頭が真っ白になった。
長い選手は1年生から6年間この大会を目標として日々の練習に取り組んできた。その集大成を見せるべく挑んだ大会であったが、Bチームは先週の2回戦で、Aチームは今週の3回戦で敗退し、屋代の全日本U12サッカー選手権はあっけなく幕を閉じた。
ここ数週間はチーム編成をどうするかから始まり、ギアを上げて準備してきたが一歩及ばなかった。
終わってから「あの時、こうなっていれば」「あのシュートが入っていれば」「もう少し早く手を打っていれば」等々、後悔や自責の念にかられる。
選手たちはよく戦ってくれました。Bチームは5年4人を加え12人で、Aチームは5年2名を加え11人で挑み、特にBチームは試合前日の練習では見違えるほどのパフォーマンスみせてくれました。それが本番の試合の前半、強豪相手に3失点と粘りに繋がったのかもしれません。
Aチームは、2回戦は危なげなく勝ち上がったものの、気持ちに甘さがあると聞き、気合を入れ直して練習に向い、3回戦前の練習では助っ人に駆けつけてくれた中1を相手にしっかりと戦う姿勢を見せてくれ、大会当日もいつも通りのアップから、本当に全日本の試合の前なのかと思うほどにリラックスし気負うことなく、今年の6年らしいアップからいい試合の入りを見せてくれるかと思いきや、少し動きが硬く、不用意に与えてしまったコーナーから失点。そこから目が覚めたのか攻め込むもなかなか得点が取れず、前半終了かと思ったところで左からのクロスを中で合わせて同点に追いつき前半終了。この勢いで後半も追加点を取りたかったが、なかなかシュートまでいかせてもらえず、逆に連係ミスから失点、終了間際には相手のミドルシュートを綺麗に決められ力尽きました。
何度もあった勝機をつかみきれなかった本当に悔やまれる試合になりました。
試合結果
2回戦
Bチーム 対ラウーレ 0対11 敗戦
Aチーム 対みよたセローズ 9対1 勝利
3回戦
Aチーム 対ガーフ 1対3 敗戦
なかなか気持ちの切り替えが難しいですが、大会が全て終わったわけではなく、ましてや彼らの人生はサッカー限らずこれからまだまだ続いていきます。
どんな道を進もうとこれまで取り組んできたことが無駄でなかったと思えるよう、残り僅かの時間を彼らと共に大切にしていきたいと思います。
後輩たちのために、自分の練習終わりや、練習や勉強を休んで駆けつけてくれたOBの皆さんと保護者の皆さんに心から感謝します。
また、このコロナ禍のなかで、大会開催に向けて調整をしていただいた各方面の方々、大会会場としてコロナ対策を取りながら準備をしていただいた会場担当チームのスタッフの皆さん、応援にかけつけてくれた屋代サポーターの皆さん、バックアップしていただいた保護者の皆さん、何時も審判を引き受けてくれるスタッフ…様々な方々に支えられながら、彼らはサッカーが、そして大会に参加することができていることに、私自身もそうですが、何より選手たちが感謝してくれていると信じています。
大勢の応援、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
監督 近藤
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